リポソームビタミンCとは?
Qリポソームとは何?
リポソーム(Lipo-Some)とは、
直訳すると脂質(油)の小さい物質…というような意味になります。
Lipoは脂質
Someは生物学用語で日本語に変えると「●●体」の「体」のような意味を持ち、細胞など小さな物質を表す際に使われます。
Lipo(油の)
Some(小さい組織)
その名のとおり、リポソームはレシチンなどのリン脂質でできた何層にもなるカプセルの中に有効成分を閉じ込めて、 人の体の中に確実に届ける技術のことを言います。もともとは医療分野で薬を体内に届けるために開発された技術でしたが、 現在では多くの化粧品にも採用されるようになりました。
特に、ビタミンCなどの水溶性の有効成分は 水になじむ、からだのどこへでも届くという 長所である半面、組織に留まらないということになります。
水溶性なので入りやすいがでていくのも早い。 水溶性は貯蔵しづらいのです。
つまり、通常のビタミンCは大量に摂取しても体外にでてしまうという大きな欠点があります。
リポソームとは、リポ=油(脂質)でソーム=体ですので 細胞膜に似た構造をしているリン脂質二重層の人工膜カプセルといえます。
水溶性であるビタミンCがリポーソーム化により 脂溶性化し、貯蔵型の高吸収性ビタミンCとなります。